自由研究の写真の撮り方|まとめが見違える記録のコツ

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同じ実験をしても、まとめの見栄えに大きな差がつくのが「写真」です。文章で3行かけて説明することも、良い写真1枚なら一瞬で伝わります。しかも写真は、あとから撮り直しができません。この記事では、実験や観察を始める前に知っておきたい撮影のコツをまとめます。

鉄則: 「前・中・後」の3点セット

自由研究の写真で一番大事なのは、うまく撮ることではなく撮り忘れないことです。どのテーマでも、次の3つのタイミングで必ずシャッターを切ってください。

タイミング撮るもの役割
実験前材料を並べた状態、実験開始時のようす「何を使ったか」「最初はどうだったか」の証拠
実験中作業しているようす、変化の途中「自分でやった」ことが伝わる。手が写っていると◎
結果変化した後のようす、比較対象と並べてまとめの主役。一番ていねいに撮る
迷ったら「撮りすぎ」でOK。100枚撮って3枚使うくらいがちょうどいいです。消すのは後からできますが、撮り直しはできません。

「比較」が伝わる撮り方

自由研究の多くは「AとBを比べる」実験です。比較写真には絶対のルールがあります: 比べるものを同じ画面に、同じ条件で写すこと。氷のとけ方を比べるなら、3つの皿を横一列に並べて1枚で撮る。バラバラに撮った写真を並べても、明るさや距離が違って比較になりません。

さらに、ラベルを付けると完璧です。付せんやマスキングテープに「塩」「砂糖」「そのまま」と書いて皿の手前に貼ってから撮れば、写真だけで実験の内容が説明できます。

スマホできれいに撮る4つのコツ

特別なカメラは不要で、おうちの人のスマホで十分です。次の4点だけ意識してください。

1つめ、明るい場所で撮る。昼間の窓際が最強です。夜の部屋の照明だと色が黄色くかぶって、色の変化を見せる実験(ムラサキキャベツ実験など)が台無しになります。2つめ、背景を整理する。テーブルの上のごちゃごちゃが写ると主役が目立ちません。白い紙や無地の布を1枚敷くだけで見違えます。3つめ、真上か真横から撮る。ななめの中途半端な角度より、真上(皿の中身)か真横(液体の高さや層)のほうが記録として分かりやすいです。4つめ、大きさが分かるものを一緒に写す。定規や10円玉を横に置くと、後から見ても大きさが伝わります。結晶や植物の成長記録では特に効きます。

観察系テーマは「同じ構図」で撮り続ける

植物の成長や月の観察のように毎日記録するテーマでは、毎回同じ場所・同じ角度・同じ距離で撮るのがコツです。鉢の位置に目印のテープを貼る、スマホを置く位置を決めておく、などで固定できます。同じ構図の写真が日付順に並ぶと、パラパラまんがのように変化が見えて、それだけで作品になります。

まとめに貼るときのポイント

印刷した写真には必ず「いつ・何の写真か」を一言添えます(例:「実験開始から10分後。塩をかけた氷だけ小さくなっている」)。キャプションのない写真は、見る人には意味が伝わりません。また、写真の下に矢印や丸を手書きで書き込んで「ここに注目!」を示すのも、先生に伝わる良いテクニックです。まとめ全体の構成はまとめ方テンプレートを参考にしてください。

これから実験する人は、テーマ診断でテーマを決めたら、材料をそろえた時点でまず1枚目を撮るところから始めましょう。